消音フィルター効果を耳で確認する
本製品は1mm厚の表(おもて)面はポリウレタン100%、裏面はポリエステル100%の合成皮革です。
グラフは本フィルター1枚の各周波数毎(20Hz~20KHz)の消音特性を調査したもので、ストーマから発せられたおならの音の低域音から高域音が、正面でどの程度減少するかを見ることが出来ます。
おなら音の低周波域200~400Hzでは-5~-15dB(音圧で1/10程度)と、あまり大きな減衰は見れませんが、400~9,000Hzにおいては-20~-35dB(音圧で1/100~1/1000程度)とフィルターによる効果が出ています。
【本フィルターの効果を耳でお確かめいただけます】
*注意:本音声ファイルは、ネット上にある”おなら音”サンプルを再生します。
再生時は、周囲に他の人がいないか、あるいはイヤホンを装着されているかを事前に確認後、再生してください。他の方がびっくりなさらないように!
録音されているおなら音は、音源となるスピーカから
1、フィルターなしの状態
2、本フィルターを1枚装着した状態
3、本フィルターを2枚重ねで装着した状態
の順番に再生されます。それぞれの音の間には参照データとしてクリック音を入れています。
↓の再生ボタンで再生startです。
各おなら音をそれぞれ周波数分析したものをグラフに挙げます。
グラフでは低周波域ではフィルターの効果がみられませんが、2KHz以上で-5dBから最大-30dBまでの効果が読み取れ、これが実際の音で聞いた際の差として感じられるものと考えます。本おなら音サンプルでは8KHz付近に音圧ピークがありますが、フィルター1枚では-10dB、2枚では-30dB程の消音が出来ています。
実際の音で聞いてみると1枚と2枚の差はその値程大きな差が感じられず、2KHz~6KHzの消音効果の累積によるものが大きいようです。
更にパウチの上から衣服を着用されることで、本サンプル音以上に音は小さくなっていきます。
新たなフィルターが見つかった際にも同様なデータをupしていきたいと思います。